■車イスの人からのメッセージ
特定非営利活動法人草加市身体障害者福祉協会 理事長 青木 喬さん
昭和22年生まれの私は、一歳の時、小児マヒ(ポリオ)が原因で両下肢に運動機能障害を負ってしまいました。
小学校中学校への9年間は両親が送迎してくれました。学校内では、クラスの友達が代わるがわる背負って移動してくれたり、カバンを持ってくれ、不自由さをそれほど感じないで過ごす事ができました。
遠足はもとより、小学校6年生と中学校3年生の修学旅行も級友の熱い友情の中で無事参加することができました。修学旅行に連れて行く役割分担まで級友たちが自発的に決めてくれました。当時のアルバムを見ると、今でも熱いものがこみ上げてきます。
現在も、親友や友人が、「別に誰に言われた訳でも、授業で先生から教わった訳でもないのに、青木がクラスにいたから自然にみんながそうしたんだよなぁ」と・・・。自然にそうしたということが大切で貴いことだと思います。福祉教育を知らず知らずに実践していたということです。40数年前にそうした福祉教育が自然のうちに成されていたのです。私が現在、社会で活動できる源は、暖かい心の中で過ごした9年間があったからだと思っています。
障がい者はかわいそうな人でも、気の毒な人でも、ましてや不幸な人ではありません。ただ少しだけ障がいを持っていない人より不自由なだけです。不幸と不自由は、全く違います。幸せは、自分の心が決めるのです。
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